【in新潟県】空き家の活用方法を見て聞いて学ぶ会「越後の国 住めばコシヒカリ」

数あるブログの中からご訪問いただきありがとうございます。

「空き家の再生」と「再生した空き家の大家さん」をしているヒグチです。

今回はご縁があり、新潟県新潟市で開催された空き家再生の勉強会に日帰りで参加させていただきました。

案内してくださったのは、現在は新潟にお住まいで、フィリピンでも事業を展開されている方。

普段は公の場に姿を出されない方との、貴重な交流の機会となりました。

その方のご厚意で、0円で取得された空き家を見学させていただき、空き家問題の現状や活用の可能性について、現場で学ぶことができました。

新潟で開催された空き家活用勉強会に参加してきました

集合場所は新潟駅北口

時間は11時45分

新潟県に来たのは初めてなので新鮮な気分です。

 

遠いところからだと北海道の女満別にお住まいの方や、岩手県にお住まいの方が参加し、13名の方が集まりました。

遠方に住んでる人も空き家の再生活動をしていると思うと勇気づけられます。

時間が来たところで、1軒目の現場に向かいます。

 

 

事例1:元駐車場を“映える”バイク駐輪場にリノベーション

場所は駅から徒歩で数分。

ここが本日、1軒目の見学場所になります。

この画像の左端にちょっと映ってますね。

 

これが元々が駐車場だった場所。

リノベーションする前の写真が残念ながらありませんでしたが、以前は車が3台しか停められなかった場所です。

 

長い間、売りに出されていたみたいで、この駐車スペースだけをオーナーが購入。

もっといい活用方法がないか考えたところ、バイク専用の駐輪場にすることにしました。

 

もっといい活用方法がないか考えたところ、バイク専用の駐輪場にすることにしたようです。

ただバイク専用駐輪場にするのは面白くないのでトリックアートのアーティストを呼んで描いてもらったようです。

 

今となってはバイク屋さんからも貸して欲しいとの連絡があるみたいで、車が3台駐車できるただの駐車場から個性的で話題性のあるバイク専用駐輪場となりました。

ワイワイムードで皆でパシャリ。

 

そして、ここのオーナーから「柿ピー」をいただきました。

新潟で売られてる「割れせん」と言って、食べれないことはないけど売れないお菓子を地元では安く売られているみたいです。

お菓子までいただいて、ありがとうございます。

 

 

話を聞いているうちに昼食の時間になったので、予約していただいてたお店に向かいます。

店名は「越後の旬と地酒 えびす鯛」

 

注文したのは「真鯛の釜戸炊き土鍋御飯」

土鍋の中には新潟名物コシヒカリの上に鯛がちりばめてあります。

肝心の味は言わずもがな絶品。

時間が来たので次の物件に向かいます。

 

事例2:住めない事はないけど課題だらけの古家をゼロ円で取得

現場までの移動は、新潟件で空き家の再生をしてる方に車を出していただきました。

本当に有難い限りです。

そして現場に到着。

 

水色の屋根のお家が見学させていただく物件です。

 

この物件の前オーナーは最近まで住んでいた独居老人で施設に入っていましたが亡くなられて空き家になっていたのをゼロ円で取得したそうです。

 

隣には倉庫があり、屋根付近に穴がありますが物入れとして使えるので修繕すればなんとかなりそうですね。

 

玄関はこんな感じになります。

 

玄関の天井は少し剥がれていて、軒に隙間がありますが、これはなんとか補修できそうですね。

 

トイレはありますが、お風呂が無いのが不便な点ではあります。

 

外を見ると、冒頭で紹介した倉庫の側面が見えます。横から見るとけっこう荒れてますね。

 

外に出て近づいて見てみると難儀しそうです。

 

再び家に戻り、次は床を見ていきます。

傷んでいますし、ところどころ床がゆるくなっていましたが、これくらいなら簡単に直せそうです。

 

天井はキレイで、欄間が良いアクセントになってます。

 

玄関から外を眺めると路地奥までの道が狭いことがうかがえます。

 

路地奥に位置し、再建築もできず値段もつかなかったところ無料で引き取られました。

2軒目の空き家の見学を終え、最後となる3軒目の空き家に向かいます。

 

事例3:遠方に住む方からゼロ円で引き取った新潟市の隣が墓の空き家

3件目の物件も新潟駅からすぐの場所にある空き家になります。

この空き家の前オーナーは、この家を相続しましたが遠方に住んでいたため放置の状態でした。

 

玄関までの道は舗装されておらず車が通れませんが、静かで完全に過ごせそうですね。

 

網戸は簡単に張り替えられるので問題なし。

 

家の外に小さなスペースがあり雑草が邪魔ではありますが、アイデアしだいで何とかなりそうですね。

 

台所はとてもキレイ!

 

バランス釜ではありますが、床を掃除すればとてもキレイになりそうです。

 

洗面所は使えますが窓から見える外の枯れ葉が気になります…

 

トイレは和式でしたが、簡単に洋式へ変更できるので問題なし。

 

ふと、床に目をやるとカレンダーが落ちていました。目を凝らすと1984年のものと判明。

ということは、これくらいの時期から住んでいなかった事が判断できますね。

 

 

新潟県の空き家見学会はこれにて終了。

空き家の見学を終えた一行は、二次会に向かいます。

場所は「ひとくち餃子の頂新潟弁天店」です。

 

ここでは見学物件を提供してくださった、フィリピンでも事業を展開するオーナーから、フィリピンの金融事情や仕事内容について聞かせていただきました。

特に日本とフィリピンの定期預金の金利の違いには驚かされました。

 

岩手県から参加された方から「南部せんべい」のお土産をいただきました。ありがとうございます。

他にも他愛もないお話をしているうちに帰りのバスの時間が来たので解散。

 

大阪から参加されていた女性と帰りのバスが同じだったので、出発まで談笑。

この女性はすでに、空き家のままでお困りのオーナーさんから数軒の空き家を預かっておられるので僕も負けじと頑張ります。

とてもいい刺激になりました。

 

そして大阪に無事到着。

日帰り空き家見学会は終了です。

 

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空き家の活用方法、損しない1選!費用も管理もゼロで再生する方法とは?
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☆空き家のオーナーさんへ☆

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